前回に引き続き 『グレイヘアの美しい人』 レビューです。

表紙は宮原巻由子さんです。
巻頭ページでは、宮原さんの美しい写真の数々。
また、コメントのひとつひとつが、今の私にビビッとくるものばかりです。

宮原さんも仰ってますが、前作『グレイヘアという選択』では、私たち世代より
上の方々が多くて、私にとっては言葉が重すぎたんです。
自分の考えをしっかり持っていらっしゃることは見習うところが多いです。
でも、共感出来るか?と言われれば、NOでした。
まだまだだと痛感させられたというか・・・ちょっと落ち込みました。

でも今回の本は、共感できるところが多かったです。
私自身がちょっと大人(笑)になったのか、
グレイヘアをより肯定出来たからなのか・・・?

あと、メガネのコーディネートやお着物のページも
すごく素敵で、心がウキウキしました。

齋藤薫さんや内館牧子さんのコラムも読み応えがありました。
別記事でじっくり書きたくなるほど。

そこで気がついたのは、私自身が憧れてしまう年上の女性がいなかったこと。
私の知る狭い範囲で、歳を重ねていてカッコいい素敵と思える女性は
残念ながらいなかった。
だから、歳を重ねていくことが、怖くて不安でいっぱいになる。

白髪=老いの象徴 と考えていたから、
白髪が増える事が若々しさを失うと比例してしまい、ますます怖くなる。

歳を重ねるとは、人生経験も重ねているということ。
その積み重ねを美しいと思えるか否か・・・

私の周りは、”苦労”が顔に染み付いてる(失礼なんだけど)人が多いように思ってたんです。
買い物に行っても、電車に乗ってもしかめっ面してる人のなんと多いことか!
眉間に皺を寄せて、口をへの字にしてる女性が多かったように感じてた。

でも、私が見ていた世界はほんの一部分でしかないことに気が付きました。
それは、自分自身が苦労を顔に出し、眉間に皺をよせて、口をへの字に曲げていたから!!
周りは自分の鏡でしかないことに気がついたんです。

白髪で生きるしかないと絶望し、アレルギーのある体を疎ましく感じ、
いつまでも若々しくいる人を羨む。
そんな汚い心で周りを見渡すと・・・上記の通りです。

今は完全ではありませんが、
随分と心のリハビリも進みましたので、自分の白髪を良いじゃん!って思えるようになってます。
と同時に重ねることへの不安、恐れも少しずつ解消してきました。
おかげさまで私の周りにも、素敵に歳を重ねているマダムが沢山いらっしゃると
気がつきました!!
最寄り駅の高島屋にも、素敵なマダムが沢山お買い物されてるのに今更気付くなんて・・・
自分次第で見える世界が変わる・・・事実のようですよ。

この心で、今回の本を読んだので、共感できるところを一杯見つけられたのかも
知れませんね。

とにかく!
もう既にグレイヘアの人も、これからグレイヘアに挑戦したいなと思ってる人も
美魔女疲れしてるけど、アンチエイジング命!の人も
みんなにオススメしたい一冊です。

今日もお読みくださってありがとうございます。