こんにちわ

台風の被害が大きく、浸水した街の様子を見ると、心が痛みます。
被害に遭われた皆さまに心からお見舞い申し上げます。
また、1日も早い復旧をお祈りしております。

グレイヘア 大阪フェスティバルの準備に明け暮れていた先月、
ブログの読者さんから、メールを頂戴しました。

私のブログを読んでくださった上での質問でした。

“和田さんが白髪染めが出来なくなって、どん底だった時のことを教えてほしい”

私は46歳で白髪染めが出来なくなりました。
いわゆる白髪染めと言われるものだけでなく、
ヘナ(ヘナ製品も100%ヘナも)も、ヘアマニキュアも、カラートリートメントも、
そして、
シャンプー、コンディショナーなどのヘアケア製品、
加えて、顔に塗る化粧品のほとんど全ても使えなくなりました。
(現在は基礎化粧品、日焼け止め、メイク用品も使えるものはほとんどないので、ノーメイクです)

私がドクターストップで
白髪染めをやめなければならなかった時、
グレイヘア という言葉すらなく、
白髪染めをしていないのは、ごく一部の高齢者のみ。
ましてや、40代の私の周囲には誰もいませんでした。

そして、強制終了させられてしまい、
白いものが出てきても、なすすべはなく、放置するしかない。
当時は頭皮だけでなく顔にも激しいアレルギーがでていたので、
顔もボロボロ、髪も中途半端に白髪が伸びてくる・・・

心もズタズタで、
ほとんど引きこもって過ごしておりました。

汚い髪を隠そうとして、ウイッグも購入しましたが、
頭皮が蒸れて痒いし、あまりの不自然さに耐えられなかった。

それで、どこに行くにもベレー帽をかぶって、
絶対に脱がない。
誰に何を思われようとも、言われようとも、
帽子だけは絶対に脱ぎませんでした。

その頃、
自分の中では白髪をどうしても認めることができなかった。
白髪は憎むべき相手であり、汚くて、醜くて、抜き去りたいと。
自分のことが嫌いで、存在を消し去りたいと本気で思っていた。
そして、世の中全てが自分の敵で、
他人の視線を必要以上に気になり、突き刺さるように感じたり、
街の色がずべて灰色に見えた。
無気力になり、何もせずに1日が過ぎていく日も多かった。

今回、家族にそのどん底の頃のことを聞いてみた。
すると、娘が言うには

“父さんと、〇〇ちゃん(息子で弟)の三人で、母さんをどうやったら助けられるか、話し合ったと。
すると、父さんが、 母さんの問題であり、母さん自身が乗り越えない限り解決しない。
家族は母さんがの乗り越えられるまで、待っていよう・・って、言うもんだから、
敢えて、触れないようにしてたんやで。”

と話してくれました。

家族に、そこまで心配をかけていたとは知りませんでした。
娘は娘なりに母を心配して、どうしていいか分からずパニックになったとも言ってました。
父さんもものすごく心を痛めていたと、教えてくれました。
家族はそんな最低な母を、そっと見守っていてくれたのでした。

今回、どん底のことをブログに書くことになって、
初めて、娘に尋ねてわかったことでした。
家族は落ち込む母をそばで見ることは、辛かったでしょうね。
そんなひどい思いをさせていたとも知らずに、
自分だけが辛いんだ、この世の終わりなんだ、不幸なのは私だけなんだと、
なんと自分勝手な考えなのでしょうか!!

今では親として、恥ずかしいくらいです。

そして、
夫は、落ち込んでいた私に対して、
一緒に落ち込むこともなく、本当に淡々と接してくれました。
特別扱いすることもなく、普通に、ただ普通でいてくれたのです。

そこで、私は心置きなく‼️(笑)
落ち込みたいだけ、落ち込みました。
仕方なく仕事はしていたけれど、最低限のことだけ。
家事も疎かだったけど、誰も何も言わない。
家は荒れ放題、食事もいい加減。 休日も家族バラバラ・・・
自分のやりたいことばっかり(その当時はビーズアクセサリーをひたすら作っておりました。)
やって、自分自身を保つことしかできなかった。

落ちるところの一番下まで落ちて、
底を味わい尽くしたら・・・・・
人間、開き直るもんですね。
アホらしくなるんです。

“私、何やってんだろ?? このままで、人生を終わるんか?
このまま、最低な人間のままでいていいのか?”
とか
“髪の毛だけで私と言う人間の価値が決まるのか?”
“そうじゃないでしょ、私の価値は髪の毛だけじゃないでしょ!?”

今、書くと笑ってしまいます。
髪の毛だけが自分の価値!? んな訳ないよねー
しょーもな!!って 本気で思う。

でもね、
当時の私は本気でそう思ってたし、その呪縛から逃れられなかったのです。

どん底のどん底までいくとね、
アホらしくなるんですよ。
悩みがちっぽけになる。
そして、いい意味で開き直ることが出来る。

開き直って、悩みがちっぽけに見えてくると・・・
あんなに嫌いで憎たらしかった白髪が、可愛く見えてくるんですよ。
不思議なもんですね、人の心なんて。
白髪はずっと前からそのまんま一緒なのに、
それを受け止める心によって、汚いものにも可愛いものにもなる・・・・

結局、自分の心次第。
自分のものの見方次第。

今、白髪染が出来なくなって、悩んでる人がもしいるのなら・・・・
とことん、悩んで、落ち込んで、家族に迷惑かけまくって、当たり散らして(笑)
どん底を味わい尽くしてください。

人によって、
そのどん底の深さや長さはいろいろだと思う。
でも、底まで行くとあとは上がるしかないから‼️

昨日はラグビー日本代表が歴史的勝利でベスト8進出しました。
こんなに嬉しい!!と心から喜べる今日のこの日があることが素晴らしいのです。
歓喜、興奮、感動など、
心が大きく揺れることが、世の中にはたくさんあるのです。

今は悩みがあまりに大きくて、
心が固く縮こまってちょっとのことでは動かないかもしれない。
でも、
実際には”ある”のです。
それを見るだけでもいい、人ごととバカにしてもいい。
でも、心踊ることは “ある” のだから。

どん底を経験した人は、
人間の幅が広がって、ちょっとのことでも
ものすごく感謝出来るようになります。
人の痛みが自分の痛みのように感じます。

私は今の自分が本当に好きです。

長い文章になりました。
読んでくださって、ありがとうございます。