こんにちわ グレイズのZephyr ぜふぁーです

グレイズとは
白髪染めをしない(グレイヘア)の女性のことです

私はアラフィフですが 白髪染めが出来ません
酷いかぶれが原因で、染めたくても染めることが出来なくなりました
初めての方は こちらからお読みください

このブログは グレイヘアだけど へこたれない!
若々しく元気に生きるための情報をお届けしています

ATPとは何でしょう?

人は生きていく元となる、生命エネルギーを
どの様に得ているのでしょうか?

私達は呼吸により酸素を得て、食事からは様々な栄養素を摂取しています。

体内に入った、食べ物は 消化・吸収されて 最後には排出されます。
それを365日 24時間 休むことなく続けています。

生命活動のエネルギー=生きるためのエネルギーを
作り出すことをエネルギー代謝といいます。

食べたものがそのまま生命活動エネルギーになるのでは無く、
体内で、様々な化学反応を起こし、初めて利用できる形になります。
食べたものがエネルギーになる仕組みのことです。

この代謝により、産出されるのが、 ATP(アデノシン三リン酸) です。
ATPは 電気に例えるとわかりやすいデス。

電気は発電所で、天然ガスや石油から、作られます。
電気はいろいろに形を変えて、私達の暮らしを維持します。

発電所に当たるのが 体内のミトコンドリアなどで、
天然ガスに当たるのが食べ物です。
そして、電気がATPなのです。

発電が滞りなく必要量出来ている、つまり、
ATPが十分量生産出来ていれば、体本来の動きができて健康です。
反対に、
ATPが十分に生産出来なければ、体の動きも滞り、健康でなくなります。

どうやってATPを作るのか?

私達の身体は ATPを作り出すシステムを、複数持っています。
グルコース(ブドウ糖)から作る場合と
クエン酸回路+電子伝達系から作る場合と
脂肪酸から作る場合の三つです

システムが複数あるのは、
気候の変化や飢餓を経験したり、また食料の変化などにより
体が対応していった結果なのでしょう。
全く、賢いというか、生きるため、進化していったんですね。

①グルコース(糖質)が材料となる代謝【解糖系】

まずは、グルコース(糖質)が材料となる場合のエネルギー代謝の説明をします。

体内に入った糖質=デンプン・砂糖(ショ糖)・果糖などは 、
消化酵素によりブドウ糖(=グルコース)になります。
発電するための下処理ですね。
そのグルコースは「嫌気性解糖系路」(酸素がない状態で行われる解糖)というシステムに入って、
ピルビン酸という物質に変わります。最終的にATPができます。
グルコース1分子から、2個のATPが出来ます。
2個であることを、覚えていてくださいね。

②ミトコンドリアにおける【クエン酸回路+電子伝達系】

解糖系によって得られたピルビン酸は、次に細胞内にあるミトコンドリアに入り
アセチルCoAという化合物になる時に、ビタミンB群、マグネシウム、鉄を
大量に消費します。その後クエン酸回路に入りATPになります。
このクエン酸回路が廻ってATPが2個できます。
最後に解糖系やクエン酸回路で生じた物質は、酸素を使う好気性代謝に入り
鉄や酸素を利用しながら、ATPを最終的に36個作ります。

③脂肪酸が材料となる場合

脂肪酸が材料となる代謝の場合は、いきなり②の部分に直接入ります。
つまり、脂肪酸から直接アセチルCoAが作られ(この時にビタミンB群、マグネシウム、鉄を使う)
ミトコンドリアのクエン酸回路に入りATPになります。
その後は好気性代謝に入るのも一緒です。
(糖質に比べて、単純で短い化学変化ですねー)
脂肪酸が材料の場合にできるATPの数は、脂肪酸により異なりますが
脂肪酸1分子から 100個以上のATPができます。

糖質を利用する時より 簡単な化学変化で、なおかつ沢山のエネルギーが得られるのです。
人間の身体は脂肪酸をエネルギーにした方が効率良くATPが作れるようです。

糖質過多の場合にビタミンB群が足りなくなる

食事の中身が糖質ばかりになった場合、生きるためのエネルギー=ATPを、
解糖系のシステムで得ようとします。その場合得られるATPが少ないので
必要量のATPを得るには 大量の糖質を代謝しなければなりません。
その結果、ビタミンB群やマグネシウム、鉄も大量に必要です。

ここでもし、ビタミンB群や、マグネシウム、鉄が不足してしまうと、どうなるのでしょうか?
グルコースからピルビン酸への変換は出来たとしても、
その先の、アセチルCoAに変化できず、クエン酸回路にも入れない事態となります。
クエン酸回路に入れないと、生成されるATPはわずかですから、
ATPの不足が起こります。 ATPの不足=不健康でしたね。

それだけでなく、余ってしまったピルビン酸は結果的に乳酸に変わります。
乳酸って 聞いたことありませんか?
乳酸が慢性的に蓄積されてしまうと、肩こりや頭痛に悩まされたり、
自己免疫疾患(アレルギー)、精神疾患、がん、などの病気につながったりします。

糖質過多になり、ATPが不足になると、効率は悪くとも何とか解糖系の回路を回そうとします。
すると、ますます、糖質を欲して食べてしまう悪循環にもハマります。
甘いものが辞められないメカニズムの一つです。

脂肪酸を材料にするにも、鉄などが不可欠

一方で、最近広がりを見せている糖質制限食では、③の脂肪酸を材料にする代謝を
メインエンジンとして回すことを目指しています。
基本的に、糖質を摂っていて血中にグルコースがある状態だと、
脂肪酸は燃えにくくなります。しかし、糖質制限を初めて、グルコースが減ると、
脂肪酸の代謝に変わります。 脂肪酸の代謝は、効率よく沢山のATPを得られるので
元気になります。
ただし 脂肪酸の代謝においても 補酵素(ビタミンB群、マグネシウム、鉄)を使うことは同じなので
補酵素がないとクエン酸回路も電子伝達系もうまく回りません。
補酵素が無くて、代謝しきれなかった脂肪酸は・・・そのまま脂肪として体に蓄積して・・・
肥満します(;_;)

女性が糖質制限に失敗するのは 鉄・タンパク質不足だから

今までの糖質過多の生活から、糖質制限を初めたとして、
スムーズに、解糖系代謝から脂肪酸系代謝に、シフトチェンジ出来れば、
糖質制限成功!!となります。
男性は生理がないので、貧血の人は少ないので、鉄が不足することもないので
比較的糖質制限が成功しやすいです。

しかし、 女性の場合、毎月の生理で血液を失います。血液=鉄・タンパク質などですから
結果、慢性的な鉄分、タンパク質不足となります。
そうすると、
糖質を摂っている場合はグルコースはクエン酸回路に入れず、ATP不足に
糖質制限して脂肪酸を材料に代謝しようとしても、鉄不足でクエン酸回路に入れず、ATP不足になります。

そもそも、糖質制限するには、糖質の代わりにタンパク質と脂質はたっぷり食べることが大事なのですが、
女性は糖質だけを減らしたり、脂質を取ることを躊躇していまいがちなので、
代謝のシフトチェンジがますます困難です。
女性が 糖質制限がキツくて続かないはずです。

なので
女性は糖質制限の前にまず、鉄分とタンパク質の摂取で体質を改善しつつ、
緩やかに糖質制限することが望ましいのです。

今日はちょっと長くなってしまいました
わかりにくくなかったかなぁ???

長文をお読みくださりありがとうございます。